療育手帳のメリットは数え切れないぐらいありますが、デメリットは何でしょうか。
実は、メリットが悪用されやすいこと、これが一番のデメリットなんです。
身分証明書と同等の価値
あなたは、運転免許証を紛失してしまったとき、どうします?
そのうち出てくるかもしれないし、しばらく、ほおっておく。
こんな人は、まずいませんよね。
何かの会員になることも出来ますし、最悪、お金を借りることも出来てしまいます。
顔写真は、ほとんどセキュリティーになっていません。
すぐに、警察に届け出ますよね。
障害者手帳、療育手帳はレアアイテム
ポジティには、4つ下の弟がいます。
その弟を助手席に乗せて、駐車場に入ろうとした時に、守衛さんに止められました。
「駐車料金無料は、運転者が手帳所持者の時だけです。」・・・
その時の髪型が、ポジティよりも、弟の方が写真に近かったのでしょう。
ポジティと弟を、完全に間違えていました。
運転免許証は、無分証明書として有名ですが、それに比べ、障害者手帳の認知度は低いことがよく分かりました。
まさに、レアアイテム。
療育手帳はさらにマイナーですよね。知らない人が多いと思います。
チェックする側も、「障害者手帳は悪用されない」といった先入観があるように思えました。
確かに、障害者にはいないでしょうが、不正に入手する者もいるわけですから。
運転免許証と同じ価値
「療育手帳、障害者手帳を失くした」 = 「運転免許証を失くした」
と言っても、いいすぎではありません。
不正に使われてしまうと、管理がずさんだった方も責任を問われます。
メリットが大きい分、不正に使われてしまったときのデメリットも大きい。
振り込め詐欺の主犯格のような人間に拾われたら、どんなことをされるか分かりませんよ。
新しい犯罪の道具になってしまうことも十分に考えられます。
子供に預けるリスク
療育手帳を子供にあずけ、ヘルパーさんやデイサービスに、どこかへ遊びに連れて行ってもらうこと、ありませんか。
将来は、自分で管理する生活力をつけなければなりませんが、なかなか難しいですよね。
療育手帳を入れた鞄ごと、どこかに忘れてきてしまうこともあるのでは?
ここで、ヘルパーさんやデイサービスに気を使って、警察に届けることをためらっていると、大変なことになるかもせれません。
療育手帳は、重要な、貴重品なんです。
まとめ
親が管理したいけど、子供に持たせることもある貴重品。
これが、療育手帳です。
最近は、ヘルパーさんやデイサービスも、療育手帳を持ってきてもらうことを前提としてイベントを企画しています。入園料、交通費が全然変わってきますもんね。
同じ費用で、たくさん楽しめます。
非常にありがたいのですが、これだけは必ず行ってください。
子供が療育手帳を持って外出した日は、帰って来たとき、まず真っ先に療育手帳を確認する
非常に重要なことです。
運転免許証と同じ貴重品
忘れないで下さい。
最後まで読んでいただき、ありがとう御座いました。