こんにちは、ポジティです。
自分は、病気が原因で聴力が下がり、現在、難聴と戦っています。
でも、20年前は、全くの健常者であり、ある日を境に人生が変わりました。
朝起きて、「あれ聞えない・・・」
といった、突発性難聴という形で襲い掛かってきたのです。
今日は、病気になった時の経緯と、突発性難聴の恐ろしさをお話したいと思います。
目次
難聴の種類
まず、突発性難聴って何?というお話の前に、みなさんに知っていただきたいことがあります。
難聴は、大きく分けて、伝音性難聴、感音性難聴に分かれます。
伝音性難聴
耳の鼓膜より外側の部分、「外耳」「中耳」に原因があり起こる難聴が伝音性難聴です。
難聴になる原因も中耳炎や鼓膜の損傷など、医学的に治療できる方法が確立されているため、聴力を取り戻すのは比較的容易とされています
町の耳鼻科で診ていただけるのは、こちらに分類される難聴です。
感音性難聴
耳の鼓膜より内側の部分、「内耳」「蝸牛(耳神経)」に原因があり起こる難聴が感音性難聴です。
難聴になる原因が分からないものが多く、原因が判明していても、治療方法が確立されておらず、現在研究されている状態です。
町の耳鼻科の設備では、原因が判明せず、大学病院の精密検査で初めて原因が分かることも多いようです。
ポジティは、まさにそうでした。
突発性難聴の恐ろしさ
伝音性難聴よりも、
なにせ、簡単に治せないんですから・・
悪くなるいっぽうです。
突発性難聴が本当に恐ろしいのは、
加齢からくる難聴とは違い、若年で発症するケースもあります。
当然、就職や、生活基盤にも影響が出ます。
ポジティのように難聴で日常生活に苦しんでいる方も大勢みえるのではないでしょう
感音性難聴の治療
このブログにたどり着いた方は、突発性難聴に不安を覚え、
医療機関からの情報は、豊富かと思いますが、
ポジティがこの病気にかかった時は、
もしよろしければ、参考にしていただればと思います。
それは、会社の健康診断から始まった
ポジティの場合は、
とはいっても、いきなり分かった訳ではなく、
- 健康診断で再検査を要請
- 鼻科で再検査する原因分からず
- 大学病院(紹介状)でMRI検査
- 重大な疾患(難病)と判明
と、はっきりするまでに、何度か検査を受けています。
大学病院でのMRI検査は、
そこからどん底に突き落とされました。
神経線維腫症Ⅱ型という難病のため
近い将来、両耳の聴力が無くなると宣告を受けます。
とにかく、やれることは何でもやろう
毎日、薬づけの生活です。
- 聴力が回復する薬
- 維持できる薬
を探します。
何種類飲んだのか、もう覚えていません。
毎週、土曜日は
- 耳鼻科で聴力検査
- 脳神経外科で診断
- 1週間分の薬を処方してもらう
の繰り返し。
他人のブログも読み漁ります。
「難病でも良くなった。」「大丈夫問題なし。」など
自分に都合がいい記事を、とにかく探しました。
この時の難聴は、今と比べると全然問題ない状態・・・
日常生活で困ることは、何一つありませんでした。
でも、精神的に一番つらい時期でしたね。
ついに、来る時が来た
神経線維腫症Ⅱ型と判明してから数年が過ぎ、
投薬の効果が出たのか?
もう大丈夫じゃないのか?
と思い始めた矢先でした。
突発性難聴に襲われます。
最初は、左耳に・・・・
まるで、水が詰まったような感覚・・・・
数年後に、右耳に起きたことはもっとショッキングでした。
朝起きたら、全然聞こえません。
音のない世界・・・・
ただならぬ閉塞感・・・・
絶望感・・・
急いで病院に行き、まるで機関銃のように、
脳神経外科の主治医は、ただ黙ったまま首を縦に振り、
今は?
右耳は治療の甲斐があってか、少し持ち直しました。
補聴器で何とか生活できるレベルです。
このまま、寿命をまっとうしたいポジティです。
まとめ
感音性難聴の治療は、治療が困難なようですが、
あと、もう一つは、できるだけ早期に発見し、
医師の話では、
みなさん、健康診断の再検査、ちゃんと受けていますか?
明日は、あなたかもしれませんよ。