どうも、ポジティです。
今日は、加齢性の難聴のお話です。
私には、70歳になる父親がいます。
加齢性難聴で、最近テレビがつまらなくなったようです。
手元用スピーカー、イヤホンなども試してみたようですが、家族から苦情が出たり、頭が痛くなったり、うまくいかないようでした。
相談を受けたので、自分の解決方法を試してもらうことにしました。
加齢性難聴とは?
加齢性難聴は、感音性難聴に分類されます。
つまり、残念ですが、悪くはなれど、簡単にはよくなりません。
また、加齢性難聴を治療できる医療機関があれば、すばらしいのですが、なかなかそうもいかないようです。
私の父も、医療機関にかかることで解決しようとは考えていないようです。
一点心配なことが?
ここで心配なことと言えば、人とコミュニケーションを取らなくなってしまうことです。
父の場合は、定年後もマンションの管理人を続けていました。マンションの子供たちに「管理人さん」「管理人さん」と慕われるのが楽しみの一つだったようです。
難聴でもできる趣味を見つけないと、生活に張りがなくなり、最悪の場合、認知症状になってしまう可能性も・・・・
代わりに、何か楽しめることを見つけることが大切です。
と、いっても急には見つからないでしょうから、最低でもテレビのニュースぐらいは見て、世界情勢に関心をもってもらいたいものです。
別に野球で好きな球団を応援してもらってもかまいません。
ぼーと毎日を送らなければいいのです。
なぜテレビなのか
耳が悪くても出来る趣味を持つのが一番なのですが、最低でもテレビぐらいは見て、アメリカ大統領のヤンチャぶりに腹を立ててもいいと思います。
とにかくボーと毎日を過ごさないことが大切。
テレビがつまらない
音の無いテレビは、確かにつまらない。
正直、イライラし全く見る気がしません。
なぜか?絵だけでは意味が分からないから。
つまり、画像だけでも意味が分かれば、問題ないんです。
音じゃないとダメ?
確かに、字幕よりは音の方がイメージが伝わりますが、加齢性の難聴は、残念ながら治療しても治りません。
どのような対策をとっても、だんだん聞こえなくなります。
手元用スピーカー、イヤホン、どちらも同じです。
精神衛生上、よろしくありません。本人の不安を煽ります。
結論:字幕がいい
加齢性の難聴は、そのうち聞こえなくなります。
聞こえるうちから、聞こえなくなった時のことを考え、生活スタイルを切り替えておくのです。
音楽番組は楽しめません。
それを覚悟して、別の趣味を見つけて生きていく。
そこが大切なのです。
高齢者の加齢性難聴
加齢性難聴は、感音性難聴に分類され、簡単に治らないことは前にお話しました。
ただ、高齢者の方も最初は、病院に行けばなんとかなるのではないか?
と考えているようです。
私の父も口では、「もう年だから仕方がない」なんていっていますが、ポジティの経験から推測すると、本当はかなりつらいだろうと思います。
だんだん、人とコミュニケーションがとれず、孤立していく自分を感じていると思います。
家族の方は、高齢者のやせ我慢を真に受けないように、気をつけてあげて下さい。
まとめ
最終的に、ポジティの父は、字幕でテレビを見ているそうです。
とても簡単な操作で、ほとんどの場合、テレビの基本機能に含まれています。
リモコンのどこかに設定機能できるボタンがあります。
ポジティの場合も、正月に実家に顔を出した時に相談を受け。
その場で、設定して、使い方を実家に説明。
あとは、
ポジティ:「字幕機能を使える様にしておいたから、気が向いたら使ってみて」
ポジ父:「うん、分かった。」
ポジティ:心の中で(本当は良く聞こえてないくせに?本当に分かったのかな?)
字幕でテレビを見ているかは、後日、母と話す機会があり、確認ができました。
これで、2人の難聴者の意見が一致したかな?と感じました。
今回の記事は、難聴者本人へのメッセージではなく、どちらかと言えば、家族の方へのメッセージです。
自宅に難聴者がみえるのであれば、さりげなくテレビを字幕モードに、切り替えてあげては、いかがでしょうか?