横浜市、名古屋市、さいたま市など、障害者手帳の所持者 又は 児童扶養手当を受給されている方は、水道料金が減免される自治体があります。
ポジティの住む名古屋市も、条件を満たしていれば、水道料金が減免される自治体です。
しかし、本当に水道料金が免除されることなんてあるのでしょうか?
あなた 知らないと、存していますよ。
自治体の水道料金
水道料金の構造
水道料金は自治体によってさまざまで、近隣に河川が少ない自治体は、水道施設の維持に大きなコストがかかります。さらに、人口が少ない自治体では、これを少ない人口で維持する必要があり、どうしても高い水道料金になってしまうのです。
高い水道料金では、水の節約合戦になってしまい、基本料金がどんどん高くなる。
当然、新しく人が住まない。水道料金は高いまま。
これが、水道料金が高い自治体の悩みですが、名古屋市はこの悩みと無縁のようです。
ポジティの場合は、減免措置以前に、水道料金が非常に安い名古屋市に住んでいることが、水道料金がゼロになった大きな理由です。
減免対象
障害者手帳を所持している全ての方が減免になる訳ではありません。
名古屋市の場合
聴覚障害者は、2、3、4等級が減免の対象です。
(障害内容によって、適用される等級など条件が違います。)
この減免対象も、水道料金と同様に、自治体によってさまざまです。
とてもここに書ききれませんので、障害者手帳をお持ちでしたら、一度、ご自分がお住いの自治体のサイトを覗いてみてはいかがでしょうか?
案外、「今まで知らなかっただけ。実は・・」ということもありますよ。
減免内容
名古屋市の場合は、「上・下水道料金の一部を減免」です。
ポジティが減免を受けたときは、ほぼ、20㎥分まで水道料金免除でした。
子供が1人で小さかったころは、水を節約することで、ほぼ全額免除。
現在は、子供が2人になり、成長と共に「洗濯・風呂」での使用量が増えて、ゼロということは、なくなりましたが、それでもかなり助かっています。
ありがとう御座います。名古屋市さま・・
水道料金の減免申請
水道料金の減免は、殆どの場合、ご自分がお住いの自治体サイトに掲載されています。
家に、「インターネットへ接続する手段が無い」、「自分で調べるの面倒」という方は、役所へ電話し、水道料金の減免を担当する部署へつないでもらって下さい。
(本当は、ここに掲載したいのですが、本当に自治体でルールが違うので、ちょっと無理です。決して面倒な訳ではありませんよ。)
申請できるようでしたら、印鑑など必要なものを準備して、役所に出向くよう依頼があると思います。あとは、役所で職員さんと一緒に申請書を仕上げれば OK!
住民票や印鑑証明のように、何度も行う申請ではないため、知らない人がほとんど・・・
役所の方も承知していますので、丁寧に教えてくれますよ。
まとめ
結論から申し上げれば、
「水道料金の減免という制度がある。」
ということが分かったら、ダメでもともと、まず電話してみる。
これが、ポジティのスタイルでした。
最初は、まさか減免されるとは思いませんでしたが、結果オーライ!!
この水道料金ですが、障害者手帳の他の制度に比べ、かなり分かりづらい!!
理由は、自治体によって、水道料金、減免額、減免適用条件が、さまざま・・・
情報が、綺麗に整理されているサイトも、ありません。
(このサイトも含めて!!)
それぞれの自治体は、情報発信しているようですが、水道料金が減免されること自体を知らないと、誰も調べませんよね。利用できるのに、利用していない方が多いように感じました。
あと、今回は、障害者手帳をお持ちの方を対象とした記事としていますが、
- 生活保護を受けている方
- 児童福祉手当を受給されている方
が、減免適用条件となっている自治体も多く見かけました。
つまり、お子さんが療育手帳を所持されている方も、対象となりうるということです。
お父さん、お母さんも一度確認されては、いかがでしょうか?
最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。