ETC割引に、障害者割引があるのをご存知ですか？
私は、障害者手帳を手にした日に、自治体より案内されました。
今回は、高速道路利用料金の障害者割引についてです。
目次
どの程度の割引なのか
ポジティが利用する高速道路は、ほとんど半額です。
自分が車を運転できる体であれば、まず利用した方がいいですね。
本当に有難いです。
他のETC割引と併用できないので、厳密には半額ではありませんが、家族旅行は車での移動が一番安くなっています。
対象となる方は？
障害者本人が運転する場合
身体障害者手帳の交付を受けている方全てが対象となります。
他の割引に比べてかなり対象が広い感じです。
つまり、６等級でも障害者手帳を持っていれば、割引の対象になります。
障害者本人が同乗する場合
身体障害者手帳又は療育手帳の交付を受けている方のうち、重度の障害をもつ方が対象となります。
この場合は、障害者本人が同乗し、家族の方が運転でも OK です。
それ以外の条件
１．割引の対象となる自動車の種類
２．割引の対象となる自動車の名義
３．ETCカードについて（名義など）
など、他にもいろいろな条件があります。
・・・・が
対象者が、本人であれ、家族であれ、障害者手帳を交付してもらった窓口に相談に行くのが一番、早くて、確実です。
（決して、ここに細かいことを書くことが面倒な訳ではないですよ。汗）
手続きはどうするの？
ポジティの場合は、障害者手帳が交付されたときに、親切にも職員の方から、
自家用車、自動車免許、ETCカード（車載器）を利用していることを確認され、
ETC障害者割引の説明と利用の意志があるか確認されました。
次回は、
自動車運転免許証
ETCカード（車載器の番号）
車検証
を持参し、手続きしてもらったことを覚えています。
ほとんど、役所の職員の方が手続きしてくれますので、言われたものを揃えればいいだけ。
簡単です。
注意すべきこと
最後に、これ必ず読んでおいて下さい。
と、冊子を渡されますが、ものすごく小さな字で、びっしりと一面の文章・・・
まあ、今すぐ読む必要はないだろう・・・
あとでよも・・・
期限は２年
実は有効期限があります。
正確には、割引有効期限は、手続きを終了した日からその後の２回目の誕生日までです。
（割引有効期限の２ヶ月前から、割引有効期限の前日までに更新申請をした場合には、３回目の誕生日まで。）
つまり、最長２年２ヶ月で更新申請しなければなりません。
ポジティは、１度やってしまいまして、
あれ、今日は高速道路、割引なしか？変だな？
後で調べて、自分の愚かさに気づきました。
知らず知らずに？
例えば、ポジティが旅行の途中で体調が悪くなり、途中で妻に運転を交代。
そのまま、妻は運転暦が浅かったため、高速道路は不安でしたが、何とか無事に自宅に到着。
きわどく、セーフ・・・
いえいえ、完全にアウトです。
（フィクションです！！）
（実際にはやってませんよ！！）
ポジティは重度の障害者ではないため、自分が運転した時のみ割引の対象となります。
ETCは、誰が運転しているかまで判断できるとは、思えませんよね。
やったことはありませんが、違反行為になる可能性が大！！
違反行為とは
先ほどの例では、ポジティは「ETCカード」及び「ETC車載器」を他人に使用させて、不正に障害者割引を受けたことになります。この場合は、
２年間割引措置を停止
さらに、妻は
通常料金のほか、不正に免れた２倍の額を割増金として徴収
まとめ
しつこいようですが、違反行為の例は、実際に試した結果ではないので、あくまでもこうなるであろうといった推測です。
が・・・・
赤字で記載している違反行為への措置は、NEXCO西日本様から
引用させていただいています。
本物です。
ETC障害者割引ですが、申請も簡単で、障害者としては非常に助かるのですが、いい加減に使っていると、大変なことになります。
社会から信頼されて、この制度を使わせてもらっている訳です。しっかり管理したいですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。